(趣旨)

第1条　この要綱は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第77条の規定に基づき、身体障害者の社会参加の促進と日常生活の利便を図るため、自動車運転免許の取得に要する費用の一部について予算の範囲内で助成金を交付することに関し、大月市補助金等交付規程(昭和43年大月市訓令第3号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　この助成金の対象者は、身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で、道路交通法施行規則(昭和35年総理府令第60号)第23条の規定による適正試験に合格し、免許を取得しようとする者で、次のいずれにも該当する者とする。

(助成金の対象経費及び額)

第3条　助成金の対象経費は、前条に規定する対象者が、自動車教習所で免許の取得に要した経費(以下「教習料」という。)とする。

(助成金の申請)

第4条　助成金の交付を受けようとする対象者(以下次条において「申請者」という。)は、大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金申請書(様式第1号)により、免許を取得する前までに市長に提出しなければならない。

(助成金の交付)

第5条　市長は、前条に規定する申請書の提出があったときは、その内容を審査の上助成の可否を決定し、大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金交付決定通知書(様式第2号)又は大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金却下通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。

(実績報告)

第6条　交付決定者は、免許取得後30日以内に、大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金実績報告書(様式第4号)により市長に報告するものとする。

(交付額の決定)

第7条　市長は、前条に規定する実績報告書の提出があったときは、その内容を審査の上助成金の額を決定し、当該実績報告書を提出した交付決定者に対し大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金交付額確定通知書(様式第5号)により通知するものとする。

(助成金の支払等)

第8条　助成金の支払いを受けようとする者は、前条の規定による通知を受けた後、大月市身体障害者自動車運転免許取得助成金請求書(様式第6号)を市長に提出するものとする。

(助成金の返還)

第9条　市長は、助成金の交付を受けた者が次の各号のいずれかに該当するときは、当該助成金の全部又は一部を返還させることができる。