第1条　この規程は、大月市立小中学校(以下「学校」という。)管理規則第15条及び第17条の規定に基き、校長、教頭その他の職員の職務及び服務について定めることを目的とする。

第2条　校長は、その権限内の事項につき必要と認めるときは、諸規程を制定することができる。

第3条　校長は、所属職員の任免その他進退に関し意見を教育委員会に具申するものとする。

第4条　校長は、その学校にかかる次の事項については、すみやかに教育委員会に報告しなければならない。

第5条　校長は、災害その他特に必要と認められるときには、職員に日宿直を命ずることができる。

第6条　次の事項は、校長において専決することができる。

第7条　校長は、職員から教育委員会又は教育長等に対する願出、届出等の提出があつた場合はすみやかに進達しなければならない。

第8条　校長は、この規程に定めるもののほか、重要と認める事案に関しては教育委員会の指揮を受けなければならない。

第9条　学校に、教務主任、学年主任、研究主任、保健主事、生徒指導主事、進路指導主事及び司書教諭を置き、当該学校の教諭(保健主事にあつては、教諭又は養護教諭)をもつて充てる。

第9条の2　前条に規定する主任等のほか、学校においては、必要に応じ、校務を分担する主任等を置くことができる。

第9条の3　校長は、学級を担任する職員及び教科を担任する職員を命じ、教育委員会に報告しなければならない。

第10条　職員の転任、配置換、休職、退職の場合は、人事発令通知書受領の日から5日以内に事務引継をなし、採用、転任、配置換の場合は、人事発令通知書受領の日から5日以内に赴任しなければならない。

第11条　職員は、着任後5日以内に住所を校長に届けなければならない。転居したときもまた同じとする。

第12条　校長は、職員の出勤状況を常に把握するために出勤簿(様式第1号)を備えなければならない。

第13条　校長は、県外に旅行しようとするときは、あらかじめ教育委員会の承認を受けるものとする。

第14条　職員の旅行は、旅行命令簿により校長が命ずる。

第14条の2　職員の時間外勤務命令については、教育職員にあつては、時間外勤務実績簿により、教育職員以外の職員にあつては、時間外勤務命令簿により処理するものとする。

第15条　職員は、遅刻、早退するときは、校長にあつては教頭に通知し、その他の職員にあつては、校長に届け出なければならない。

第16条　職員は、有給休暇を得ようとするときは、有給休暇願簿(様式第2号)により、あらかじめ願い出て承認を得なければならない。ただし、職員は、あらかじめ有給休暇の願い出ができなかつた場合で校長がその理由をやむを得ないものと認めたときには、事後においても有給休暇を願い出ることができる。

第16条の2　職員は、介護休暇を得ようとするときは、介護休暇願簿(様式第3号の2)により、あらかじめ願い出て承認を得なければならない。

第17条　結核性疾患により療養又は休職中の職員は、3月ごとに病状報告書(様式第5号)を教育委員会に提出しなければならない。

第17条の2　職員は、職務に専念する義務の特例に関する条例による職務に専念する義務の免除(以下「職務免除」という。)を得ようとするときは、職務免除願簿(様式第6号)によりあらかじめ、願い出て承認を得なければならない。

第18条　職員が、各種の試験に応じようとするときは、教育委員会の許可を受けなければならない。

第19条　職員は、その氏名を変更したときは、戸籍抄本を添えて委員会に届け出なければならない。

第20条　職員が私事のため県外に旅行するときは、必要に応じて、校長にあつては教育委員会に、その他の職員にあつては校長に届け出なければならない。

第21条　職員は、事故を起こし、又は事故にあつたときは、すみやかに校長に報告しなければならない。

第22条　この規程により職員が教育委員会に提出する文書は、校長を経由しなければならない。