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マイマイガの発生について

マイマイガに注意しましょう

今年度、大月市内で、マイマイガ(蛾)の大量発生が確認されております。
4月上中旬に羽化し、6月下旬~8月中旬に成虫となり 、 7月下旬~8月中旬 に産卵 します。 およそ10年周期で大発生し、様々な 植物を食害するため、 時として大きな被害を及ぼすことがあります。また、皮膚の弱い人、幼児などが幼虫(毛虫)に触れると体毛が刺さるなど、痛みがあったりかぶれることがあります。成虫の羽にあるりん粉が肌につくと、人によっては発疹の出ることがあります。
発生を止める方法や、一斉に駆除する有効な手段がないため、卵を除去することが最も安全で効率的であるといわれています。
翌年以降の大発生を抑制するため、ご家庭や事業所で卵を見かけた場合は、早期駆除のご協力をお願いします。

防除対策について

卵塊の駆除(8月~3月ごろ)

翌年の発生を抑えるためには、8月頃から翌年3月頃のうちに卵塊を除去することが効果的です。
卵塊を見つけた場合、あまり硬くない平らなもの(ペットボトルを半分に切ったものなど)ではがし、土中に埋める等により処分する。
卵の除去を行う場合は、卵塊の周りの毛が舞い上がることに備え、マスクやゴーグルをして下さい。

幼虫の駆除(4月~6月ごろ)

幼虫を見つけた場合、 若齢幼虫期(体長1cm程度まで)は、市販の毛虫用の殺虫剤で駆除できます。
説明書に従って使用し、通行人や近くの住人に十分配慮するとともに、周囲に飛散しないよう注意してください。
幼虫が大きくなると、殺虫剤が効かなくなるので、ビニール手袋をするか火箸などで捕まえ、バケツに水と少量の洗剤を入れたものを用意し、その中に捕まえた幼虫を入れることで、駆除できます。

成虫の駆除(7月~8月ごろ)

成虫を見つけた場合、蛾の駆除に適した家庭用の殺虫剤が使用できます。
説明書に従い、周囲の環境に十分配慮して使用してください。
飛来頻度を抑制するには、発生時期に合わせた消灯や、誘虫性の低い照明(LED、ナトリウム灯)への交換が有効です。
なお、消灯する場合は、防犯面には十分注意してください。

参考
アメリカシロヒトリとマイマイガ の発生状況と防除対策について(山梨県病害虫防除所)

お問い合わせ先

市民生活部 市民課 生活環境担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8023
FAX:0554-23-1216

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