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五種混合

更新日: 20250311

ワクチンの内容

五種混合ワクチンは、百日ぜき・破傷風・ジフテリア・ポリオ(急性灰白髄炎)ヒブの5種類を予防するためのワクチンです。

≪百日ぜき≫とは
 感染すると、風邪のような症状ではじまります。続いて咳がひどくなり顔を真っ赤にして連続性に咳きこむようになります。咳のあと急に息を吸い込むので笛を吹くような音が出ます。熱は、出ません。乳幼児は、咳で呼吸ができずにけいれんをおこすことがあります。肺炎や脳症などの重い病気につながり、乳児では命をおとす事もあります。百日ぜき菌がせきやくしゃみなどで細かい唾液とともに空気中に飛び出し人に感染します。

≪破傷風≫とは
 破傷風菌は、人から人に伝染するのではなく、土の中に潜んでいて傷口から人へ感染します。傷口から菌が入り体の中で増えると菌の出す毒素のために口が開かなくなったり、けいれんをおこしたりして死亡することもあります。感染者のほとんどが自分では気がつかない程度の傷が原因で感染しています。

≪ジフテリア≫とは
 感染すると、高熱・嘔吐・喉の痛み・犬の遠吠えのような咳が出て、呼吸困難・心筋障害・神経麻痺を起こして重症になってしまいます。日本での感染件数は減っています。ジフテリア菌がせきやくしゃみなどで細かい唾液とともに空気中に飛び出し人に感染します。

≪ポリオ(急性灰白髄炎)≫とは
 「小児まひ」と呼もばれ、ポリオウイルスによる感染症です。便などから排出されたウイルスが口やのどから入り、人から人へ感染します。感染しても、ほとんどの場合は症状が出ず、終生免疫が得られます。感染すると、100人中5~10人の割合で風邪に似た症状があり、発熱・頭痛・嘔吐があらわれることがあります。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・髄液へ感染が広がり、麻痺を起すことがあります。

≪ヒブ≫とは
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌のことです。このヒブという細菌が、ヒトからヒトへ飛沫感染し、鼻腔内に保菌され、これが病原菌となり、肺炎や咽頭蓋炎、肺血症などの重篤な全身症状を引き起こします。

対象者

生後2~90か月に至るまで
標準的な接種期間 【1期初回】生後2~7か月
         【1期追加】初回終了後6~18か月

接種回数

【1期初回】20~56日の間隔をあけて3回
【1期追加】1回

お問い合わせ先

市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422

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