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帯状疱疹予防接種 ~令和7年4月から 定期接種となりました~

更新日: 20250411

帯状疱疹とは…

 水痘帯状疱疹ウイルスに初感染(いわゆる水ぼうそう)後、生涯にわたって神経に潜伏感染しているウイルスが、加齢・疲労・免疫抑制状態などの免疫力低下によって再活性化して起こる病態。
加齢がリスクとされ、50歳以降で罹患率が高くなる(ピークは70歳代)。
主な症状は、ウイルスが感染した神経が支配する領域の皮膚の疼痛と皮膚病変(水疱形成)。研究によると、60歳以上の帯状疱疹患者のうち、3.4%が入院を要したとされる。また、合併症として皮膚病変が治癒した後に疼痛が残存し数か月から数年持続する「帯状疱疹後神経痛」等がある。

帯状疱疹ワクチンについて

 現在帯状疱疹の予防を目的として、2種類の異なるワクチンが薬事承認されています。組換えワクチンの「シングリックス」と生ワクチンの「ビケン」です。

定期接種対象者
(定期接種前に自費で接種された方は基本的には対象となりません)

(1)65歳の方(年度末年齢)

(2)60 歳から65 歳未満(接種日現在)の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方
※要申請

(3)65歳を超える方については5年間の経過措置として、5歳年齢ごと(70、75、80、85、90、95、100歳(※))。
 ※経過措置を行う場合、101歳以上の者については令和7年度に限り全員を対象とする。年齢は年度末年齢。

回数

◆組換えワクチン:2か月以上の間隔を置いて2回筋肉注射
◆生ワクチン:1回皮下注射

どちらか一方となります。

費用

市の助成額:
生ワクチン・1回分 4,000円/回
もしくは
組換えワクチン・2回分 10,000円/回

※接種費用との差額は自己負担となります。
※生活保護受給者で接種対象の方は、上限8,000円(組換えワクチンの場合は20,000円)の助成が受けられますので、希望する方は事前に子育て健康課に申請が必要となります。

予診票について

必要書類を4月に個別通知します。

転入または紛失等により手元にない方は、お問い合わせください。
60~64歳で該当となる方は申請が必要です。

接種場所

県内協力医療機関

大月市内協力医療機関

注意事項

(1)過去に帯状疱疹ワクチンを接種したことがある方は、基本的に定期接種の対象外です。
(2)過去に帯状疱疹ワクチンを接種していないことが確実にわからない場合は、接種ができないことがあります。
(3)定期接種前に一部の接種を行った場合は、残りの接種を定期接種とすることができます。
(4)帯状疱疹ワクチンの交互接種は認められません。

【参考】
厚生労働省リーフレット

長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていた場合

 対象年度において、長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていたために、定期接種を受けることができなかったと認められた場合、長期療養特例として定期接種を受けることができます。
 この場合、接種可能となった日から1年以内に接種を受ける必要があります。
 また、特例に該当するかどうかは、医学的な判断が必要となります。
 詳しくは、子育て健康課までお問い合わせください。

医療機関の方へ

請求書が必要な場合は下記担当へご連絡ください。

お問い合わせ先

市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422

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