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日本脳炎

日本脳炎とは

 日本脳炎ウイルスをもった豚を刺したコガタアカイエカという蚊が、人を刺すと感染すると言われています。2週間ほどの潜伏期間のあと、熱・頭痛・吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などが起こります。さらに、けいれんがおこり、意識障害などの脳炎症状が出ます。

 以前は、小児や学童の感染が多かったのですが、予防接種の普及で減っています。現在は、5歳未満の幼児と60歳を中心とした成人に多くみられます。

 感染者のうち1,000~5,000人に1人が脳炎を起こします。脳炎にかかった時の死亡率は15%ですが、神経の後遺症を残す人が50%います。

日本脳炎ワクチンについて

 乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンは、平成21年2月23日付けで薬事法上の承認を受け、平成21年6月初旬から供給が開始されています。発熱等の副反応が見られることもありますので、接種前後の体調管理を行いましょう。接種後の体調について気になる点がありましたら、医療機関および子育て健康課までご相談ください。

 ワクチン接種に際して疑問があるとき又は最新の情報については、子育て健康課に確認していただくとともに、厚生労働省の「日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A」をご覧ください。

対象者

【1期初回】生後6か月~90か月に至るまでの者
     *標準的な接種期間:3~4歳
【1期追加】1期初回終了後、おおむね1年おいた90か月に至る者
     *標準的な接種期間:4~5歳
【2期】9~13歳
   *標準的な接種期間:9~10歳

回数

【1期初回】6~28日の間隔をあけて2回
【1期追加】初回1期(2回目)終了後、11~13か月後に1回
【2期】1回

特例対象者への対応

 日本脳炎ワクチンを接種した後に重症ADEM(急性散在性脳脊髄炎)を発症した事例があったため、平成17年5月30日~平成22年3月31日まで、積極的接種勧奨を控えるよう国より勧告があり対応してきました。
 その後、新しいワクチン(乾燥細胞培養ワクチン)が承認され、現在に至ります。
 平成17年5月以降接種勧奨の差し控えにより接種が行えなかった方の対応については以下のとおりです。

★平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれで、日本脳炎の接種を受けていないお子さんは、20歳未満までの間、接種を受けることができます。

日本脳炎予防接種対応表
年齢 対応
3歳
☆定期接種☆(積極的な接種勧奨対象)
4歳
☆定期接種☆(積極的な接種勧奨対象)
追加:初回終了後おおむね1年後に接種
5歳~7歳半未満
☆定期接種☆
標準的な年齢を過ぎても7歳6か月(前日)までは定期接種
9歳~13歳未満
☆定期接種☆(積極的な接種勧奨対象)
18歳
★特例対象者★
2期未接種者に予診票を個別郵送
1期初回・追加の未接種分の予診票を希望する場合、窓口にて交付
19~20歳未満
★特例対象者★
2期未接種者に予診票を個別郵送済
1期初回・追加の未接種分の予診票を希望する場合、窓口にて交付

お問い合わせ先

市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422

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