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熱中症を予防しましょう

更新日: 20240718

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症はきちんと対策をとれば予防できるものです。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。


熱中症の症状

■頭痛、めまい、立ちくらみ
■体のだるさや吐き気
■体の節々の痛み、筋肉痛、筋肉のけいれん
■顔のほてり、汗のかき方がおかしい
■体が熱をもつ、体温が高い、皮膚の異常
■呼びかけに応答できない、歩けない、意識がない

熱中症の予防

日頃から暑さに負けない体づくりをしよう

熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。

■水分をこまめにとろう
■塩分をほどよく取ろう
■睡眠をしっかりとろう
■暑さに負けない体をつくろう
■バランスのよい食事をとろう

生活の中で、暑さに対する工夫をしよう

暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、熱中症の危険を避けやすくなります。

■室内を涼しくしよう
■衣服で暑さを調節しよう
■直射日光には注意しよう
■冷却グッズを活用しよう
■飲み物を持ち歩こう
■休憩をこまめにとろう

暑熱順化(しょねつじゅんか)について

暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと体は次第に暑さに慣れ、暑さに強くなります。
実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に無理のない範囲で汗をかくことが大切です。
日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも抵抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。

熱中症警戒アラートについて

熱中症アラート

暑さ指数(WBGT)とは

人間の熱バランスに影響の大きい「気温」「湿度」「輻射熱」などをもとに算出された、暑さの厳しさを示す指標です。

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)とは

■広域的に過去に例のない危険な暑さ等により、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような恐れがある場合に発表されます。
■具体的には、都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において「暑さ指数35以上」となる時などが該当します。

特別警戒アラート発表時のとるべき行動

■自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください!!
■不要不急の外出や運動を控え、冷房が効いた室内で水分をこまめに取るなど、個々人で熱中症予防行動を実践する必要があります。
■今まで普段心掛けていただいている熱中症予防行動と同様の対応では不十分な可能性がありますので、今一度気を引き締めていただいた上で、準備や対応が必要です。

熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)とは

熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される時に、都道府県ごとに発表されます。

警戒アラート発表時の行動のポイント

■のどが渇く前にこまめに水分・塩分を補給しましょう。
■涼しい服装にしましょう。
■エアコンを適切に使用しましょう。
■外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
■外での運動は、原則中止・延期をしましょう。
■暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。
■熱中症のリスクが高い方に声掛けをしましょう。

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)について

熱中症特別警戒アラート発表時には、高齢者や諸事情でエアコンを使用できない方々が冷房の効いた空間に避難できるために、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を設置することを市町村の役割として位置づけられました。

大月市の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定について

熱中症予防の関連リンク

お問い合わせ先

市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422

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