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水痘(水ぼうそう)
更新日: 2025年 01月 29日
水痘(すいとう)とは・・・
水痘帯状疱疹ウイルスによっておこる感染力が大変強い病気です。多くの場合それほど重くなりませんが、中には重症になり、毎年10名以上のお子さんが亡くなっていると考えられています。接触感染以外に空気感染もあり、感染源がわからないうちにかかってしまうこともあります。季節的には12~7月に多く見られます。90%以上の人が10歳までにかかり、なかでも5歳以下のお子さんが多くかかります。
通常2~3週間の潜伏期間の後、熱が出て、体に虫さされのような赤い発疹や水ぶくれが出てきます。発疹や水ぶくれは最初は頭皮に出ることが多く、次第に全身に広がり、強いかゆみもあります。熱は数日でおさまって、水ぶくれも黒いかさぶたが付くようになり、7日くらいでおさまります。熱は出ないこともあれば、高熱が続く場合もあります。
脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染などの合併症が知られていて、日本でも年間3,000人程の重症者がみられます。特に重症になりやすいのは、1歳以下、15歳以上の方、アトピー性皮膚炎など皮膚の病気のある人です。
水痘ワクチンについて
現在国内では乾燥弱毒性水痘ワクチンが用いられています。1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
対象者
生後12か月~36か月に至るまでの者
回数
2回
1回目:生後12~15か月の間に接種
2回目:1回目から6~12か月経過した時期に接種(1回目から3か月経過していれば接種することができます)
注意事項
(1)過去に、水痘にかかったことがある人
⇒水痘に対する免疫を獲得していると考えられ、基本的には水痘の定期接種の対象外です。
(2)このほか、医師が不要と判断した人は対象外です。
お問い合わせ先
市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422