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高齢者の肺炎球菌予防接種
更新日: 2024年 11月 15日
肺炎球菌感染症とは…
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌感染症ワクチンについて
肺炎球菌には 93 種類の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23 価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23 種類の血清型に効果があります。また、この23 種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります。
定期接種対象者
(1)接種日現在65歳の方
(2)60 歳から65 歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方
回数
1回(過去に肺炎球菌予防接種を受けたことがある人は助成の対象外となります)
費用
市の助成額:1回 4,000円
※接種費用との差額は自己負担となります。
※生活保護受給者で接種対象の方は、上限8,000円の助成が受けられますので、希望する方は事前に子育て健康課に申請が必要となります。
予診票について
必要書類を個別通知します。
転入した方は、お問い合わせください。
接種場所
県内協力医療機関
大月市内協力医療機関
注意事項
(1)過去に「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を接種したことがある方は、定期接種の対象外です。
(2)過去に肺炎球菌予防接種を接種していないことが確実にわからない場合は、接種ができないことがあります。
(3)脾臓(ひぞう)を摘出された方は、肺炎球菌予防接種に健康保険が適用されますので、定期予防接種の対象外です。
長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていた場合
対象年度において、長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていたために、定期接種を受けることができなかったと認められた場合、長期療養特例として定期接種を受けることができます。
この場合、接種可能となった日から1年以内に接種を受ける必要があります。
また、特例に該当するかどうかは、医学的な判断が必要となります。
詳しくは、子育て健康課までお問い合わせください。
医療機関の方へ(請求書)
令和6年度 予防接種委託料請求書(B類疾病)(95KB)
令和6年度 予防接種委託料請求書(B類疾病) *記入について(107KB)
お問い合わせ先
市民生活部 子育て健康課 健康増進担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-8038
FAX:0554-22-6422