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【お知らせ】初狩保育所等施設整備事業の今後について

更新日: 20260827

 令和8年8月25日、令和8年第4回(9月)市議会定例会において、本事業に係る建設工事契約議案が可決されました。
 これまで議会でいただいたご議論や市民の皆様からのご意見を受け止め、子どもたちの安全確保と地域の子育て環境を守るため、着実に事業を進めてまいります。
 本ページの情報を更新し、これまでの検討経緯や今後の取り組みについて改めてお知らせいたします。

1 事業の位置づけ

本事業は、平成29年度末に策定した
「幼稚園・保育所(園)の再編に関する市の方針」このリンクは別ウィンドウで開きます(以降、「再編方針」という。)に基づき、
市内3地区の幼保施設を段階的に整備してきた流れの中で進めているものです。

これまでに東部地区・中央地区の再編整備は完了しており、
西部地区(真木・初狩・笹子地区)は唯一未整備の地区となっています。

本事業は、再編方針に基づく西部地区整備の一環として位置づけられており、
令和5年度には保護者の皆様へのアンケートを実施したうえで、初狩小学校およびPTA役員会への説明を行い、その後、議会に対しても順次報告・審議を重ねながら検討を進めてきました。(別添審議内容PDFファイル(355KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

2 なぜ公立保育所として整備するのか

再編方針では、

  ・児童数が少ない地域
  ・民間事業者の参入が難しい地域

については、市が公立施設として保育の受け皿を確保することを基本としています。

西部地区では出生数は多くありませんが、

  ・共働き世帯の増加
  ・支援を必要とする家庭の存在

などから、地域において保育機能を維持する必要があります。

保育の実施は市町村の責務であり、
市として安定的な保育環境を維持する必要があると判断しています。

3 現在の初狩保育所の状況

 現在の初狩保育所は、建設から50年以上が経過しています。
設備の老朽化が進んでおり、計画的な更新が必要な状況です。

 耐震診断(一次診断)の結果、構造耐震指標(Is値)は0.59でした。

 一般に、Is値が0.6未満の場合、大地震時に倒壊または崩壊の危険性があるとされています。
本施設はこの目安を下回っており、耐震性の観点からも対応が必要な状況です。

4 整備計画の考え方


 令和6年度より具体的な設計に着手しました。
 計画の主な特徴は次のとおりです。

 (1)学童クラブとの合築
   • 建設費・維持管理費の抑制
   • 小学校との円滑な移行
   • 送迎動線の安全確保
      を目的としています。

 (2)小学校敷地内での整備
   • 道路横断が不要
   • 防犯性の向上
   • 地域拠点としての一体活用
      などの効果を見込んでいます。

 (3)学童クラブの設置形態と「校内設置」の検討について 
   「校内設置」の可能性につきましては、現初狩小学校での整備計画の当初から、
  学校側と校舎内設置に向けた協議を継続して重ねてまいりました。
    これまでの協議に加え、既存校舎の物理的な状況や今後の学校運営上の観点等を
  総合的に勘案した結果、仮に校内設置を行う場合には、専用の出入りの動線や児童用
  トイレの確保、さらには通常授業等で使用する教室が失われることに伴う代替スペース
  の整備など、別途工事費や施設整備上の大きな課題が生じることになります。
    これらを総合的に見据え、児童の安全確保と円滑な学校教育の維持を最優先とする
  観点から、小学校内への学童施設整備は困難であると判断し、敷地内での別棟整備を
   進めております。

5 土砂災害警戒区域について

 建設予定地が「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」に該当することについては、
計画当初より承知しております。これまでも各種ハザード情報や防災上の基準に基づき、
安全確保を前提として計画を進めてまいっております。
 施設上のハード面での対策に加え、児童の命を守るため、園における「避難マニュアル」
の改訂に向けた協議を進めております。適切な避難経路の確保、避難開始基準の策定、
豪雨時等における休園判断基準、および保護者への確実な引き渡し方法など、
ソフト面についても具体化を図り、安全な体制を構築してまいります。

6 施設規模と定員の考え方

 議会での議論や近年の実態を踏まえ、当初の予定から受入定員を
「40名 → 25名程度」へ見直す方向で整理いたしました。

 将来の保育需要の算出にあたっては「第3期子ども・子育て支援事業計画」
における推計も踏まえつつ、地域の子育て環境を守るため、
当初の40名定員から25名定員へと計画を適切に見直してまいりました。
 その上で、当該地区における過去の出生動向や在住乳幼児の実態を直視し、
さらに市外からの転居など他地域からの流入も考慮した上で、
今後の通園見込み数を各学年5人前後として見込んでおります。

【大月市全体および笹子・初狩地区の過去10年の出生数推移】  
地区/年度                           H28 H29 H30 R元 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8
市内 99 86 82 72 70 65 55 59 49 38 16
笹子・初狩 5 8 6 4 8 4 2 3 3 2 4

                 ※ 表中、R8年度の数値は、R8.8.21現在の出生数です。

7 新施設への移行期間中における安全・環境対策について

 新施設への移行期間中におきましても、児童の安全確保と良好な保育・育成環境
を維持することは、市として極めて重要な責務であると認識しております。

 建物等の経年劣化に対する対応には制約も伴うところですが、衛生管理のための
定期的な消毒をはじめ、地震等による損傷箇所への応急修繕など、必要な維持管理
は適切に実施しております。

 さらに、猛暑に対する対策の一環といたしまして、保育所に気化式冷風機をリース
して導入するなど、移転までの間であっても子どもたちが快適に過ごせる環境づくり
を行っております。
 また、現行の学童施設につきましても、エアコンのクリーニングを実施するなど、
引き続き環境改善に努めております。

8 市民の皆さまへ

 契約議案の可決を受け、今後は事業者とともに工事着手および円滑な移行に
向けた準備を進めてまいります。
 
 本事業は、子育て世代の安心や地域の維持に関わる大切な取り組みです。
子どもたちの笑顔があふれ、保護者の皆様が安心して預けられる施設となるよう、
引き続き情報発信と説明に努めてまいります。

お問い合わせ先

市民生活部 子育て健康課 保育支援担当
〒401-8601 山梨県大月市大月二丁目6番20号
ダイヤルイン:0554-23-6232
FAX:0554-22-6422

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