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大月市公共下水道事業のあらまし

下水道の普及で快適な生活環境を

下水道は、雨水・汚水の排除・処理、浸水防止、河川の水質保全などの機能を有しており、衛生的で快適な生活を営む上で欠かすことのできない都市施設です。 
大月市には、桂川をはじめ、笹子川、葛野川など大小の河川があり、かっては豊かな自然に抱かれ清流を誇っていました。しかし近年、生活様式の都市化、多様化による生活排水の流入などによって水質の汚濁が進んでおり、下水道の早急な整備が必要とされています。 
このため、山梨県と大月市をはじめとする4市1町(大月市・富士吉田市・西桂町・都留市・上野原市)は、経済的で効率的な下水道整備を進めるため、山梨県で4番目の流域下水道として、「桂川流域下水道事業」を推進しております。 
大月市では平成3年度に全体計画面積777.1haとして「桂川流域下水道関連大月市公共下水道基本計画」を策定し、平成5年度に事業認可を受けると同時に、同年県の流域下水道事業の着手に合わせ、公共下水道事業に着手しました。
令和元年度、経済的で効率的な下水道整備を進めるため計画見直しをおこない、全体計画区域を423.8ha、事業認可計画を275.6haに計画を変更しました。
また、公共下水道整備区域以外の地域についても、合併浄化槽設置の促進等により生活環境の向上と水質保全を図る計画を検討しております。

下水道マスコット「スイスイくん」5

下水道と私たち

私たちは毎日多くの水を使っています。水洗トイレの洗浄水を始めとして、たとえば台所で食器を洗ったり、お風呂で体を洗ったりシャンプーしたり、洗濯にたくさんの水を使ったり・・・。これら多量の水が私たちの生活を昔に比べ、より快適にしていると言ってもいいでしょう。
しかし、使う水の量が増えれば、当然捨てられる汚れた水の量も増えてきます。この汚れた水をそのまま捨てると、家のまわりの水路がドブとなり、悪臭を放ったり、ハエや蚊が発生したりします。また、川や海に流れ込み汚しています。快適な生活を送るために使っている水が、私たちの生活環境や自然環境を悪化させているのです。
この汚れた生活排水をきれいに浄化するために生まれたのが下水道です。下水道は、私たちに生活環境や自然環境を守る重要な役割を担っているのです。

下水道の役割

家庭や工場から出た汚水を終末処理場で浄化し、きれいな水にして川や海に戻す下水道は、私たちの生活環境や地球環境を守る重要な役割を担っています。

公共用水域の水質保全 汚水を処理場できれいな水にしてから流すため、川や海の水を汚さず、美しい自然が守られます。
生活環境の改善 家庭や工場から出る汚水を下水道管により流すため、周辺から汚いドブをなくし悪臭やハエや蚊の発生を防ぎ清潔で快適な生活環境になります。
トイレの水洗化 清潔な水洗トイレが使えるようになるので、くみ取りの心配や住宅内部の悪臭がなくなり、快適な生活がおくれます。

下水道のしくみ

家庭や工場から出た汚水は、下水道管やマンホールを通って、終末処理場に集められます。集められた汚水は、まず沈砂池に送られ、ここで大きなゴミや土砂が取り除かれます。
次に、浮いている細かい汚れを沈殿させる最初沈殿池、微生物の入った泥(活性汚泥)の働きで水を浄化するエアレーションタンク、上澄み水を取る最終沈殿池を通り、最後に殺菌処理され川に流されます。

下水道マスコット「スイスイくん」7

お問い合わせ先

産業建設部 地域整備課 都市整備担当
〒401-0015 山梨県大月市大月町花咲1608番地19
ダイヤルイン:0554-20-1855
FAX:0554-20-1533

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