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第23回秀麗富嶽十二景写真コンテスト

産業観光課 商工観光担当

最優秀賞作品   題名: 「湧雲迫る」

撮影場所: 雁ヶ腹摺山   撮影者: 村上 敏幸

※ 写真から読み込んでいますので、作者の表現とは異なる場合があります。


入選者一覧
賞名 撮影者 山頂名 題名 住所 講評
最優秀賞
村上 敏幸
雁ヶ腹摺山
山梨県
大月市
 先ず、何といっても全体の構成に隙がない。手前の山波の線、
その間に浮遊する白雲の配置と量、更にそれらの全体を引き
締めて立つ富士山のみごとさ、美しさは入賞作品中、随一といえる。
乱雲の配置も良好で、さらに富士の爽やかさは、散乱する雲から
一段とぬきん出て美しく爽やかである。他の雲と富士山との対照と
配置も文句のつけ様なく、文句なく第一等の作と認めるにやぶさか
でない。格調高く、これぞ富士山!と認めるに何のためらいもない
名作であると思う。
推薦
奈木 正次
笹子
雁ヶ腹摺山
山梨県
大月市
 ややピントが甘いのが残念であること、これはカメラブレによる
ものなので、撮影時にもっと細心の注意を払う必要がある。
色彩も、もっと引き締めることが大切で、さすれば見違える程感じ
が変ると思う。撮影時のカメラ保持にもう少し慎重さが欲しい。 
推薦
髙橋 英子
高川山
東京都
大田区
 女性とは思えぬ力に充ちた作品といえる。堂々たる山体の描写、
陰影に富んだ切り取り、美しい調子、まさしく富士山の性格を余す
ところなく描写し尽くしている。山体左方に湧き昇る雪煙と富士の
お額に線引く影、全体の陰影、山体の配置、どこといって欠点の
見られぬ完璧な構図、力に充ちた切り取り、富士山の美を代表する
名作といえる。
特選
愛澤 和弘
小金沢山
埼玉県
所沢市
 いかにも新緑の候を思わせる爽やかな描写作といえる。手前の
山尾根が雲の白さを際立たせ、富士山を高く描写した。やや軽い
画面であるため、全体をもう少し調子を整えた方が更に良くなる。
特選
内藤 均
ハマイバ
山梨県
南アル
プス市
 右手前から画面全体にかけて秋色の巨樹を全体に拡げ、
左遠方に新雪の富士を小さく入れ込んでいる。巨樹と富士山
の比率の大小、紅葉と蒼空のコントラストがまことに鮮やか
であり、色彩的にも構図的にもすぐれたものとなっている。
特選
大戸 康世
岩殿山
山梨県
大月市
 全体的な構成はまとまっており、色彩的にも鮮明である。ただ、
富士山頂にかかるレンズ雲の二重が、ことに下方の雲が山頂に
はりついている感じが構図をきゅうくつにしているのが残念に
思われる。色彩的に少し濁りがあり、それがなければもっとすっきり
しただろう。少々残念である。
入選
伊世井
恒男
雁ヶ腹摺山
神奈川
県足柄
上郡
 題名が類型的であり、インパクトに乏しいのが残念!これは、
朝霞ではなく「朝の大気中に立つ」とした方が無理がない。
或いは「来明富士見ゆ」でもよい。あまり霞はないからその方が
良いと考える。それから題名はなるべく簡潔にした方が印象が強い。
入選
天野 喜夫
姥子山
神奈川
県相模
原市
 あまり何も彼も入れ込んだ感じが逆に印象を弱くしている。
一番下方の尾根は平らに走っているため、高さの感じを
減じる逆効果となっているので、一番下方の横に走る尾根は
切り落とした方がよく、紅葉鮮やかな尾根を少しアップにして
構成すると簡明に効果が出る。 
入選
池田 浩樹
牛奥ノ
雁ヶ腹摺山
山梨県
大月市
  題名通りの画面にするためには、なるべく簡潔に画面を整理
する必要がある。下方左端の樹木は切り捨て尾根筋と朝もや
中心に構成する方がすっきりする。もう少し暗く画面を仕上げた
方が、朝、夜明け前のムードが表現され、よりその感じが表現
されたと思う。画面全体をもっと暗く重厚に仕上げても、その感じ
に近くなったと考える。 
入選
小谷 哲朗
小金沢山
三重県
松坂市
 題名が少々、作品にそぐわない感じがあるのが残念。画面の
調子が少々題名にそぐわない点もある。こうした場合は、もっと
明るい画面とし、下方の暗い山を切り捨てる工夫を考えたい。
題名に爽やかに、が出たら画面にもその感じがないとそぐわなくなる。
下方を大きく切って富士山のみでまとめ、画面を明るく表現しないと
損である。
入選
内藤 均
大蔵高丸
山梨県
南アル
プス市
 色彩の対照としてはまことに美しい。いかにも秋の好天を思わせる
条件で美しい作品といえる。ただ、少々全体の感じが弱いのは被写体
かつ全体が小さく写り込みすぎているからで、ここは画面下方三分ノ一、
左右を各々、紅葉いっぱいにカットすることによって、より華やかで
いかにも深山の秋酣わといった感じとなる。すべてを入れ込む
のではなく、不要な所をカットすることも大いに必要なのである。
入選
天野 喜夫
ハマイバ
神奈川
県相模
原市
 少々周囲に無駄があるため周囲をカットした方が良い。前作・
内藤氏の紅葉作品に比してやや淋しく、画面に空間がありすぎる。
こうした場合、思い切って紅葉を入れ込まないと、どこか足りない点が
見えてくる。この作品は割とスッキリとなったが、これは紅葉の配置が
良かったことと、モチーフが揃ったためである。秋空にすっくと立つ
富士、真紅の樹葉。まことに美しい。下方が少し重いが、紅葉と青空が
それを補って余りある好作。
入選
奈木 正次
滝子山
山梨県
大月市
 この彩られた山は富士山である。朝焼けに燃える富士山こそ、
大自然の中の華である。地吹雪が朝日に映えて全体が燃える、
これこそ大自然の巧まざる美の結晶である。レンズの焦点距離が
少し足りなかったため、富士が小さいので周囲をカットしたい。
これで正しく富士山が燃え上がった。大自然の華である。
入選
愛澤 和弘
笹子
雁ヶ腹摺山
埼玉県
所沢市
 やや平凡ではあるが、それだけにスッキリとした画面となった。
やはり富士山はそのまま素直に表現した方が良い。右手前の
柔らかなカヤトの山頂、それに対応する雪白い富士山!
やはり富士山には余分な飾りは必要ない。このスッキリとした
爽やかさこそ、富士山の真骨頂といえるものだ。
入選
髙橋 英子
奈良倉山
東京都
大田区
 朝焼けに赤く染まった富士山。その上にたなびく、同じく暁の色に
染まった朝雲が呼応する。対応する美の極致、他には何も要らない。
単純こそ極致を表すということばそのまま、大自然がそれを私たちに
示してくれている。それにしてもなんと美しい山、何という表現美であろう。 
入選
村上 敏幸
扇山
山梨県
大月市
 富士山を対象にすると前景が広すぎて間が抜けた構図と
なるので、ここはトリミングするとまとまってくる。左上方の雲は
半分だけ入れ込み、富士山の笠雲と対応させると、上空・下界
のバランスも丁度よくなる。すべて構図は、それぞれの部分に
於いてバランスが必要であり、この画面では陽の当った富士山
に対して左方の雲、影の部分はその中に溶け込んでいて光の
当らない雲が対応する。だが、陰の部分が大きすぎ、上空との
バランスがとれないので、下方と左方を大きくトリミングした方
が良い。それによって全体のバランスが整ってくる。
入選
村上 敏幸
百蔵山
山梨県
大月市
 村上敏幸氏の入賞「百蔵山」は、やはり下方の陰が大きすぎること、
富士山と鹿留山との光が釣り合わないため、左右と下方を特に大きく
カット、これで全体のバランスが釣り合いがとれてくる。
入選
髙津 秀俊
岩殿山
山梨県
大月市
 髙津氏の岩殿山の富士は、富士山も大きく、堂々としているが、
まだ下方の面積が大きすぎ、その割に光の量が少ないので、思い
切って下方半分詰め、富士山にかかる横線の雲を強調した。
これで全体が大きく表現される。その分、左右と下部をトリミング
する必要があった。
入選
大戸 康生
お伊勢山
山梨県
大月市
 大戸氏のお伊勢山はサクラの花は豪華であるが左方に花が少なく、
ここから力が抜けてしまっている。したがって左方の空きを詰めて
全体のバランスをとった方が良い。富士山も大きく表現され、サクラ
の花も豪華になったと思う。 
入選
該当者なし
高畑山
入選
愛澤 和弘
倉岳山
埼玉県
所沢市
 入賞の愛澤氏の倉岳山の富士は、ちょっとノッペリした感じが
ムードをこわしている。富士山も真中に位置しているので安定は
あってもムーヴ(動感)が失われた。光が平板なため、下位に甘んじた。
入選
村上 敏幸
九鬼山
山梨県
大月市
 同じく入賞の村上氏の朝富士は全体のバランス、朝の色調は
すばらしい。だが、モチーフをやや入れ込みすぎであるので、
左右と下方を少しずつトリミングした方が良い。そうすることに
よってバランスがとれて一段と光が生きてくる。
入選
奈木 正次
御前山
山梨県
大月市
 奈木氏の御前山の富士山は、手前の谷の陰が深すぎ、尾根の
線が生きて来ない。したがって横位置にするより致し方ないが、
光が廻って山肌の紅葉が見えてくれば、谷も表現されてすべてが
生きてくる。時間的にもっと陽が高く昇った時間帯のものが欲しい。
入選
池田 浩樹
高川山
山梨県
大月市
 池田浩樹氏の「飛翔」では、雲がそれほど躍っていず、題名に
そぐわない。おまけに山上に重い雲があるので印象が暗い。
もっと躍動する雲が欲しい写真だ。
入選
山下 政明
本社ヶ丸
神奈川
県秦野
 山下氏の作品も題名がそぐわない。雲海の上に優然とは、優然を
泰然とした方がよく、それも、もっと大きく入れ込みたい。これでは
あまりも平板で題名にそぐわないと思う。
入選
志村 孝之
清八山
神奈川
県秦野
 志村孝之氏の清八山「泰然と座す」は座の露天であるため、座の
字ではなく坐を使いたい。それに笠雲がある場合、泰然ということば
も似合わない。泰然、ということばはもっと隙のない構図、調子の
よい作品にこそ欲しいものなのである。 

お問い合わせ先

産業建設部 産業観光課 商工観光担当
大月町花咲1608-19
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