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第22回秀麗富嶽十二景写真コンテスト

産業観光課 商工観光担当

最優秀賞作品   題名: 「初冠雪に映える」

撮影場所: 雁ヶ腹摺山   撮影者: 村上 敏幸

※ 写真から読み込んでいますので、作者の表現とは異なる場合があります。


入選者一覧
賞名 撮影者 山頂名 題名 住所 講評
最優秀賞
村上 敏幸
雁ヶ腹摺山
山梨県
大月市
 清新な初冠雪が富士山の高さ、美しさをひときわ高みに押し上げている。
画面に対する山体の入れ込みの適切さ、調子は申し分なく
最優秀にランクされる作品といえ、作者の不断の精進がついに
この高みに至ったかを実證するべき気品となって表出している。
推薦
髙橋 英子
お伊勢山
東京都
大田区
 残雪期の富士山であることが少々残念であるが、画調爽やかで
初夏のすがすがしい山の気を存分に画面から発散している。
ともすればヘイズのかかりやすい7月の気候、それを一切
感じさせない爽やかで、いかにも名山“富士”を象徴するかの
如く、堂々とした切り取りも思い切り良さを思わせる。
推薦
大戸 康世
高川山
山梨県
大月市
 低山からであり、ともすれば、画面下方に小山や市街地が
入り込みがちなアングルをうまく処理し、上空の雲によって
高さを表現している技術と表現力はみごとである。
少々タイトルが平凡すぎて写真を充分表出できていないのが
残念。一例として「初冬の空に千切れ雲乱舞して富士その中
に立つ」的な一例はどうだろうか。
特選
奈木 正次
姥子山
山梨県
大月市
 これもタイトルが不充分で、写真の性格を充分説明し切れていない。
一例であるが「暁の光、春雪を染めて富士虚空に高し」的なもので
あれば、季節、情景、雰囲気をすべて包含し、富士にふさわしいムード
もかもし出されると思う。自分の作品をいかにアピールするかも、
自己の責任といえる。
特選
山下 政明
大蔵高丸
神奈川県
秦野市
 折角の作品ながら、やや残念なことは、画面色調にクリアーさ
がなく、どちらかといえば濁りがあるためすっきりしない。
条件としては最高でありながら、やや下位となったのはそのためで、
まことに残念である。レンズまたはラボ処理に問題があるようにも
感じられるが、フィルターにも注意して選ぶ必要もあろう。
特選
小林 和子
高川山
東京都
昭島市
 端的に付けた、この題名は現実にはそのままであろうが、ここは
少々ひねって「烈風に雪煙吹きなびく」とでもすると、もっと
この情景が説明できたと考える。折角の作品も題名の付け方で、
それが100%になるか、50%になるか、非常に重要となる。
自分の作品を愛するならば、このところをよく考えたい。
入選
奈木 正次
雁ヶ腹摺山
山梨県
大月市
 題名から見る雲海は雲量が少なく、とても雲海とはいえない。
自然現象は、それが何パーセントを占めるかで、そうした名称を
あたえられる。むしろ「山ひだを越え越えて富士在り」的なもの
がふさわしい。自己の作品を100%アピールするも、下落
させるのも題名を付ける作者の責任といえる。
入選
天野 喜夫
姥子山
神奈川県
相模原市
 この紅葉の季節は仲秋の候でなく、むしろ「頂きに紅葉ありて
富士遠く」的なものの方が感じが出る。その時が初秋か、
仲秋かは作者の感覚にもよろうが、写真は万人が見るもの
である。見る人にそれを納得させるべきモチーフであり、
表現でなければならない。自分ひとりの感じの押し売りでなく、
万人が納得する題名、表現としたい。
入選
愛澤 和弘
牛奥ノ
雁ヶ腹摺山
埼玉県
所沢市
 題名に比較すると、作品の方はおとなしく静かな山となっている。
人は自然の現象--ことにそれが初めて出会った現象であればある
ほどインパクトが大きく、現実を誇大に感じてしまう。
現実に見たこの朝雲にもそれが感じられる。写真の対象は冷静に
本質を見つめて、決して誇大に見ないことが、時経るごとに正確に
見えてくるものだ。
入選
山下 政明
小金沢山
神奈川県
秦野市
 惜しむらくは画面の冴えが、いま一歩といったところ。
何となく冴えない感じがある。大気に水分が多かったのかも
しれないが残念である。それと右下の木立が雲の躍動を止める
役をしているため動きが阻害された。でき得れば、少々雲の
少ないこともちょっと惜しい。雲と雪、富士山との季節的な
重なりが少々足りないのは残念。
入選
山崎 勝孝
大蔵高丸
神奈川県
藤沢市
 この作品も現実と異なり、雲海などどこにも無い。うっすらとモヤが
かかっているだけで、あとは千切れ雲のみである。題名を付けるときは
現象やモチーフをよく見極めて命名しなければならない。
この作品は選者としては--「富士、静寂の裡に明ける」とでも付けたい。
現象をよく理解し、どうした状態にあるか、理解をすることが肝心である。
入選
天野 喜夫
ハマイバ
神奈川県
相模原市
 彩りを添える、どころか、一面が彩りだといえる。物体の大小、
ひろがりを見極め、メインの富士山とどちらが主体であるか、
どうかで題名も決まる。全体的に見ても富士山は風景中の
添えもの的となっている。メインは何か?をよく見極める
ことが、写真の骨子となり、説明となって、初めて完成する
ことをよく考えたい。
入選
奈木 正次
滝子山
山梨県
大月市
 全体がアンバランスである。雲はともかく富士山は右隅に副えもの
として存在する。構図の基本、構図というものの本質をまったく無視、
または知らないと酷評したいくらいだ。カラー全体の色調も弱い。
なんでもシャッターを切れば、写真はそうしたものではないことを
改めて勉強する必要があろう。
入選
愛澤 和弘
笹子
雁ヶ腹摺山
埼玉県
所沢市
 画面に対する富士山の大きさ、山頂の置き方などはよいが、
画面の調子がすべて出ているとはいい難い。ことに雲の上面、
富士山の雲の調子は食い足りない。
よくラボに注意する必要大である。それと場所的に致し方ない
かも知れないが、左画面の送電塔が大いにじゃまになっている。
何とか外すか、かくすかする工夫も必要。
入選
小林 和子
奈良倉山
東京都
昭島市
 どう見ても雲量が少なく、「雲上に聳ゆ」という題名にふさわしくない。
画調は非常に良好であり、崇高な富士山の特色をよく捉えているが、
下方がやや暗い。これは冬枯れのため致し方ないことかも知れないが、
もっと富士山を大伸しにして下方の暗部を減らすことでカバーできよう。
このバランスの目を養ってほしいと思う。
入選
村上 敏幸
扇山
山梨県
大月市
 題名に若干問題がありそうに思う。というのは画面3分ノ2は
光がなく、更に富士山に笠雲が懸っているため、光はあっても
全体の印象が暗くなってしまった。逆に空部が大きく空いても、
その方が明るい画面となり、いかにも初夏らしいすがすがしさが
表現されたと考えられる。写真は表現であり、現実の風景を
どのように構成するかが鍵である。
入選
村上 敏幸
百蔵山
山梨県
大月市
 画面構成上、ちょっとしたことで損をしているといえる。
このままの画面では富士は大きく表現されているが、下部が足りず、
したがって高度が表現されていない。もう少し下方を入れ、
富士を小さくすることで富士の高度感が増し、バランスがとれる。
あるいはもっと富士と下方の光の当った小山をアップにすることでも
異なった表現と変わる。
入選
髙津 秀俊
岩殿山
山梨県
大月市
 どうしたわけか、この作品も「川霧・・・・・」と入れて命名している。
この目立たない川霧をメインである富士山と同等に扱うことが、そもそも
アンバランスとなる根元である。
川霧がもっと大きく、盛り上がり、富士に迫るものであれば良しとするが、
いまにも消え果てるかに見える川霧を富士山と同等に扱うことがミスの
第一歩といえる。
入選
山崎 勝孝
お伊勢山
神奈川県
藤沢市
 天空に乱舞する雲といえば、もっと激しく乱れ飛び、形状もさまざまで
あって欲しい。この様におとなしい雲は乱舞とはいわない。
ただ、たなびいている、ものなのである。ものごとの形状、ことばの意味を
理解せず使用するとこうした間違った表現となり、それがひいては作品の
優劣に関係してくることをよく考えて欲しい。
入選
奈木 正次
高畑山
山梨県
大月市
 高畑山は十二景中でも、撮影効果が少ないといわれている。
そのため応募作品数も少ないといえるが、それは応募者が撮り易い山頂
だけに集中する怠慢さにも通ずる。要は自己の工夫であり、努力である。
この基本を忘れて安易な道に走ることは決して将来に通じない。
写真は工夫と精進、そして熱度であることを忘れぬことである。
入選
愛澤 和弘
倉岳山
埼玉県
所沢市
 この山も高畑山と並んで、撮影に不利な山といわれる。
道志山塊中に属し、他の山々に比較して西方に片寄って
いるためだが、決して撮り難くはない。この作品も、縦位置にせず、
下方3分ノ1を切って横位置にすれば、中間の小山とその手前の
光の当った山肌で新しいアングルが発見される。要は撮影者の
創意と工夫なのである。
入選
村上 敏幸
九鬼山
山梨県
大月市
 題名と異なり上空は色づいていない。作者とすれば、
ホンの少しでもその気(け)があれば、それを武器としたいのはわかる。
しかし、それはひとりよがりであって、他人は決してそう見ない。
他人はハッキリとした色彩、微候がなければ決して承知しないものだ。
この作品も富士山頂が上下中心にあって不安定である。下方を切って
空を大にすること。 
入選
奈木 正次
御前山
山梨県
大月市
 惜しむらくは、富士山と星空とが調和せず、星の運行が横移動と
なったのは、残念。それに富士山が少しカブっていてハッキリしない。
この作品、上空にある星群が富士山上に縦となって移動したら申し分
ないが、これだけはどうにもならない。いつの日か、この両者の調和する
チャンスに期待するしかない。それまでめげずに励んでいただきたい。
入選
髙橋 英子
高川山
東京都
大田区
 すばらしい赤熱の朝、まさしく富士は燃える、である。
それにしても12月の厳寒、この山頂に堂々と登り、
この茜の刻を待つ執念には敬服する。この執念あってこそ、
いつもすばらしい作品をゲットできるのである。
日ノ神、山の神は自分の心の裡に在る。それが時を得てこうした作品に
結晶することを思うと人の執念もまた偉大なものと痛感する。
入選
池田 浩樹
本社ヶ丸
山梨県
大月市
 まことに惜しい作品である。富士山の光も雲の躍動も良い。
これで雲の動きと富士山だけで大きくまとめたら申し分ない作品
となって上位進出は間違いないところだ。
ただ、残念ながら印画の色の冴えがない。現像液か、印画紙が
古かったのかわからないが、画調が茶がかっていて冴えがない。
まことに惜しい作品であった。
入選
山下 政明
清八山
神奈川県
秦野市
 前作、池田氏の作品同様、この作品も色調が茶がかっていて
冴えがない。前者同様にラボでの何らかの作業が影響していると
考えられるが残念である。風景、ことに富士山では画調の冴えが
先ず第一とされる。今後はフィルムの保管、期限、ラボの能力などを
勘案して万全を期したい。ただし、これはすべて撮影者がすべての
責めを負うべきである。

お問い合わせ先

産業建設部 産業観光課 商工観光担当
大月町花咲1608-19
ダイヤルイン:0554-20-1829 FAX:0554-20-1533

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