山々を歩く
 大月はちょっと足を延ばす程度からトレッキングまでさまざまな楽しみ方ができる山々に富み、四季折々の美しさに加えて富士山の美しい姿を眺めるちょうど良い距離もあって多くの登山者が訪れています。


大月の山々をあるいてみよう
標高976mの高川山はビギナー向けの山ながら、山頂は360度のパノラマが楽しめます。南正面に富士山、西には彼方に南アルプス、北は大菩薩山系、手軽に登れて見事な展望が満喫できます。

全く趣の異なった2つの山頂をクリアするコースです。大月市秀麗富嶽十二景に指定されている高畑山からの富士山の眺めは最高です。倉岳山山頂はコナラやクヌギの林となっていて休憩場所にぴったりの場所。立野峠からの下りは雑木林が多く新緑や紅葉の時期には特にすばらしい景色を満喫できます。

百蔵山山頂は松や桜が公園のように整備され大月市街が見下ろせます。コタラ山を経由して扇山の山頂へ。その名の通り扇を開いたような形の標高1138mの扇山は大月市と上野原市との境を擁しています。山頂は広い草原になっていて富士山の秀麗な姿を目の当たりにしながらひと休み。

車で国道20号線を真木の信号で北上し大峠まで。峠からは1時間で山頂です。早朝に出かけて山頂からの日の出を迎えてはいかが。金山鉱泉へ向かう渓谷は紅葉シーズンが特に見頃。

大月駅の北側に見える岩殿山では歴史の足跡と見事な景観が楽しめます。国道139号線から北に向かえば中央高速の新岩殿トンネルを足元に見下ろす位置に登山口があります。途中、岩殿山ふれあいの館を訪ねて山頂へ。東側へ下山する麓には県重要文化財指定の七社権現立像が安置されいる真蔵院があり、中央高速脇を進めば猿橋、遊歩道を進むと郷土資料館に出ます。

トレッキングの際の注意点
コースタイム及びコース難易度はあくまで目安です。歩く速度、体力など個人差があることを考慮し無理のないコースを選んでください。
行きたいコースと日時が決まったら、地形や交通などの下調べを十分に行い、計画書を作りましょう。
山の状態は天気によって大きく左右されますので、天気予報はこまめにチェックしてください。